こんにちは!
先日、新規サイトを作成していた時に公開前のサイトだったので、Basic認証を設定することになりました。
通常はサーバーの管理画面から設定すれば簡単なのですが、お客さんが管理しているサーバーだったため、サーバーの管理画面から設定することが出来ず、「.htaccess」と「.htpasswd」を使用し、手動で設定することになりました。
過去にBasic認証に関する記事も書いたのですが、「.htaccess」と「.htpasswd」でBasic認証を設定する場合、サーバーのフルパスを調べたり、よく分からないコードを記述したりと、ちょっと手間が掛かります。
もっと簡単に設定する方法はないものかと調べたところ、WordPressのプラグインで、Basic認証を設定できる「WP BASIC Auth」というプラグインがありました。
WordPressを導入しているのなら、簡単に設定ができる便利なプラグインなので、ご紹介したいと思います。
目次!
1.「WP BASIC Auth」プラグインの注意点!
2.「WP BASIC Auth」のインストール!
3.プラグインが原因でログインできなくなった時の対応!
「WP BASIC Auth」プラグインの注意点!
以下は「WP BASIC Auth」プラグインを使用する上での注意点です。注意点を理解した上でご使用ください。
- WordPressのプラグインなので、WordPressが導入されている必要があります。
- ページやフォルダなどに個別に認証の設定は出来ません。プラグインを導入するとサイト全体に適用されます。
- 画像ファイルなどには認証は掛かりません。画像のURLを直接アクセスされると表示されてしまいます。
- ご使用のサーバーやWordPressのバージョンによって使用できないケースもあります(当サイトはエックスサーバー、WordPress 4.3.1で利用できました)。
「WP BASIC Auth」のインストール!
それでは実際にインストールし、設定してみましょう。
「WP BASIC Auth」をインストール!
管理画面へログインし「プラグイン」⇒「新規追加」をクリックしてください。
「プラグインのインストール」画面が開きますので、「検索」の入力部分へ「WP BASIC Auth」と入力し、検索してください。
検索一覧に「WP BASIC Auth」が表示されますので「いますぐインストール」をクリックしてください。
プラグインがインストールされますので、「プラグインを有効化」をクリックしてください。
プラグインの一覧に戻りプラグインが有効化されているのを確認してください。
以上でインストールは完了です。
そして設定ですが必要ありません。インストールするだけでOKです。
実際に画面を確認!
Basic認証が設定されているかどうか確認してみましょう。設定しているサイトのトップページを開いてください。
以下のように「ユーザー名」「パスワード」の画面が表示されれば設定OKです。
「ユーザー名」「パスワード」はログイン画面からログインする「ユーザー名」「パスワード」と同じです。もちろんログイン画面には認証は掛かりません。
プラグインが原因でログインできなくなった時の対応!
プラグインが原因でログインが出来なくなった時の対応方法も説明しておきます。
FTPのソフトでサーバーに接続してください。接続できたら「WordPressインストールフォルダ/wp-content/plugins/wp-basic-auth」のフォルダを直接削除してください。
これでログイン画面が表示されるようになるはずです。間違えて他のプラグインを削除しないように、ご注意ください。
最後に!
プラグインを導入しインストールするだけでBasic認証が設定できます。ファイルを作成したり、コードを入力する必要がないので、手軽に簡単に設定できるおすすめのプラグインです。
以上「WP BASIC AuthプラグインでBasic認証を設定!」でした!
それではまた。